紫微宮新築落成祝賀式が厳かに斎行
永遠の命を幸せに生きる人の輪の拡大誓う
令和6年12月8日、約3年の歳月をかけて建設が進められてきた新たな紫微宮の新築落成祝賀式が厳かに執り行われ、役員をはじめ、設計監理・施工を担当した企業の代表、来賓らが参列しました。ライブ配信を通じて式典に臨んだ多くの会員たちは、宗教、宗派、信仰の有無に関わらず、誰もが縁ある全ての御霊に心を通わせることができる「開かれた紫微宮」が完成した喜びと感謝を胸に、新しい文明の創造に向け、永遠の命を幸せに生きる人の輪の拡大へ、祖霊様と共にまい進していくことを誓いました。
同日午前10時より、光明神殿において「竣工奉告参拝」を斎行。紫微宮新築工事の施主側を代表して下地竜生東方之光理事長をはじめ、役員、設計監理・施工を担った関係者らが参列。衷心からの感謝をもって、明主様に新しい紫微宮が晴れて落成したことをご奉告申し上げました。その後、紫微宮の駐車場から正面玄関に通じるアプローチ前で開所セレモニーとしてテープカットが行われました。
午前11時からは、3階の参拝ホールにおいて「紫微宮新築落成祝賀式」が開式。最初に、明主様が好まれた音楽・ヘンデル作曲「メサイア」の中から38番をBGMとしながら、照明を落とした参拝ホールに霊床のご神体から光が拡散していくさまを表現した、明かりによる演出が施され、参拝ホール全体に光が行き渡る中、祭司が幽世大神と御霊にそれぞれ祝詞を奏上。祭司、施主をはじめ、設計監理者、施工者、来賓、参列者の代表が献花を行った後、全員で善言讃詞を奏上しました。
施主が挨拶し、コロナ禍の時期に開始された建設に、困難を乗り越えつつ尽力を重ねてきた各企業の関係者をはじめ、記念すべき落成式典に駆け付けた来賓に謝意を示すと共に、国内外の会員の明主様へのあつい信仰と奉仕はもとより、霊界の先達の御霊の導きによって竣工が実現したことへの感謝を披歴しました。
新たな紫微宮は、明主様が世界の中心と定められた神山を仰ぎ、明主様のご墓所である奥津城のみもとに位置し、名勝となった神仙郷に隣接する場所に建つことを紹介。霊床には、岡田家をはじめ先覚者、功労者、我々の先祖代々・家族・親族、縁ある御霊、世界各地の戦争や紛争、災害による全ての犠牲者の御霊をお祭りしていると確認しました。
明主様の人間観に言及し、この世に生を受けた全ての人々は、生き替わり死に替わり、理想世界建設のために生まれた存在であり、その一人一人が本来の使命に目覚め、誰かのために生きることによって幸せへの道を歩むことができると示されていると解説。それに基づく私たちの生き方が祖霊様の霊界での向上につながり、それがまた私たちの幸せに反映されるとして、そうした霊界と現界の呼応の中で、人間は永遠の命を幸せに生きることができると、明主様が示されていることを訴えました。
新たな紫微宮は、宗教、宗派、信仰の有無に関わらず、誰もが縁ある全ての御霊に手を合わせ、心を通わせることのできる「開かれた紫微宮」であると解説。ともどもに新しい文明の創造に向かって、明主様が示されたみ教えに求め、永遠の命を幸せに生きる人の輪を祖霊様と共に広げていくことへの熱い思いを語りかけました。
来賓の祝辞に続き、新紫微宮の建築に尽力した企業の代表者として、田中清晴㈱MOAグリーンサービス代表取締役社長、太田新之介・太田新之介建築事務所代表、江島泰・青木あすなろ建設㈱常務執行役員東京建築本店長兼建築営業本部長、鈴木武㈱鈴木建築工房代表取締役社長らに対し、下地理事長から感謝状と記念品の贈呈が行われ、式典は終了しました。
映像を通じて、新紫微宮の落成祝賀式に臨んだ国内外の会員たちは、宗教、宗派、信仰の有無を問わず、誰もが縁ある全ての御霊と心を通わすことができる「開かれた紫微宮」を許された喜びを実感。永遠の命を幸せに生きる人の輪の拡大に奉仕する意義の尊さをかみしめながら、箱根の建設の総仕上げとなる仮光明会館新装工事の進展を視野に、心新たに奉仕意欲を湧き立たせていました。
新しい紫微宮の工事の様子、外観、内観はこちらを参照ください。