三大事業─
「浄霊」「自然農法・自然食」「美」
THREE MAJOR ENTERPRISES – “JOREI” “NATURE FARMING AND NATURAL FOODS” “ARTS AND CULTURE”

浄霊による救い

浄霊による救い

浄霊じょうれいとは、一言で言えば「幸福を生む方法」です。

明主様は、人間は霊体と肉体から成り立っているとみ教えくださっています。霊のくもりとは、人間の霊体に生じる汚濁を意味します。そして、霊のくもりの原因は「体から移写される」ものと「霊自体に発生する」ものがあります。前者は、摂取したさまざまな化学合成物質が体内に残存して毒化した薬毒や尿毒、肥毒等々によって、後者は悪い想念、言葉、行為によって発生します。それらが体に移写されて、物質化し、毒血や膿となるのです。

浄霊による救い

浄霊の目的はこの「霊のくもり」を解消することにあります。霊のくもりを浄め、霊が浄まると体も浄まることで、霊籍の向上が図られ、幸福な運命になっていきます。

具体的には、相手に向かって手のひらをかざし、そこから霊光が放射され、受ける人の霊のくもりを解消し、人間一切の苦悩の解決に導きます。

自然農法・自然食による救い

自然農法・自然食による救い

明主様は『健康の根本は、霊の多量に含むものを食えばいい。さすれば、精霊の活力をし、精霊の活力が増せば、肉体の強健を増すからである』とみ教えくださっています。霊気を多分に含む健康的なものが自然農法の農産物と言えます。

自然農法は、自然尊重、自然順応を基本理念に、農薬や化学肥料を用いずに、土の力を生かして健全な作物を生産し、霊気を多量に含む農産物をはぐくむ方法です。大自然を規範として土と向き合い、土を愛する思いや心が強い人ほど土は感応し、偉力が発揮されて良い作物、健全な作物ができるのです。

こうした自然農法の農産物をはじめ、これを原料にした各種加工品などの自然食を食べることで、霊のくもりを作らない食生活を送ることができ、健全な心と体がはぐくまれていくのです。

自然農法・自然食による救い

化学肥料が時代の先端だった当時、明主様は、全国の農家を救うべく、東京・世田谷上野毛に300坪の畑を開墾し、自ら農薬や化学肥料を使用しない農法の実験研究を始められ、その結果に基づいて自然農法を創始されました。昭和28年には「一村一支部構想」を発表し、全国組織としての「自然農法普及会」を発足されています。

今でこそ自然農法、有機農法は広く理解され、求められるようになってきましたが、当時の自然農法実施者は周囲の理解を得られないまま異端視されました。それでも、明主様のみ教えを信じ、実施、研究を重ねた多くの農家の取り組みがあればこそ、今日の自然農法、自然食があるのです。

美による救い

美による救い

人は誰しも美しい花に心が癒やされるものでしょう。花はもちろん、美しい風景、美術品、音楽など、美には、人の情操を高め、人生を豊かにしてくれる力があります。

明主様は『人間にとって美から受ける感化は軽視できないものがある。美によって心を楽しませるとともに、知らず識らずのうちに品性を向上させ、平和愛好の思想が醸成されるからである』とみ教えくださっています。

自然美と人工美が調和した地上天国のひな型、聖地を造営されたのも、優れた美術品を蒐集しゅうしゅうし、箱根美術館を建設されたのも、いけ花などの美のある生活を奨励されたのも、人の魂や霊性に働き掛け、品性の向上を促す美の働きを重視されたからです。

美による救い

明主様は、箱根美術館建設に際して『美術の目的というのは、人間が美術を楽しんで、知らず識らずに霊的に高くなる。趣味を高めるんですね。その人の魂を清めるには非常に良いわけですね』と述べられています。また、洋の東西を問わず、宗教が絵画、彫刻、音楽などのあらゆる芸術の母体となってきた歴史にかんがみて、宗教は本来、芸術と車の両輪のごとく進まなければいけないとも説かれています。その上で、優れた美術品を生み出してきた日本の使命は『美によって世界人類を楽しませながら、文化の向上に資すること』であると述べられています。

神仙郷内の箱根美術館は昭和27年に開館、熱海瑞雲郷のMOA美術館は明主様ご生誕100年にあたる昭和57年に開館し、訪れた人に美に満ちたひとときを提供しています。

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