東方之光
Toho no hikari

紫微宮（しびきゅう）で行われる各種の祭事についてご紹介いたします。お問い合わせにつきましては、下記の「お問い合わせフォーム」よりお願いいたします。担当者より折り返しご連絡をさせていただきます。

「新霊鎮祭（しんれいちんさい）」とは、帰幽後50日までの御霊を「新霊（あらみたま）」と呼び、新霊を紫微宮に鎮祭することをいいます。鎮祭は申し込み手続きが済み次第、紫微宮にて行われ、その後、御霊に対し、毎十日祭と五十日（いそか）合祀祭が行われます。

「毎十日祭」とは、帰幽された日から十日毎に行われるみまつりをいいます。帰幽された当日を1日目と数え、10日目を十日祭、20日目を二十日祭、最終を五十日祭としてみまつりを行うことが原則ですが、紫微宮では5の日に毎十日祭を行っています。

「五十日合祀祭」とは、五十日祭を終えた新霊に、紫微宮・中央霊床の各家先祖代々の御霊が鎮まりますご霊璽（れいじ）にお移りいただくみまつりで、五十日祭に引き続いて行われています。

慰霊・供養にとどまらず、御霊への感謝と霊籍の向上、霊界でのさらなるお働きを祈願して行われるみまつりで、紫微宮に合祀されている家や個の御霊が対象であり、親族などの申し込みにより、該当する月のご面会日・1日・11日・21日にみまつりが斎行されます。

年祭は、帰幽の年から満1年目を一年祭といい、三年祭まで毎年行い、以後は、五年祭、十年祭、十五年祭、二十年祭、三十年祭、四十年祭、五十年祭となります。

ご面会日は、ご面会終了40分後、一年～三年祭と、五年祭以上とを同時に行い、ご面会日以外の日は、分けて行われています。

祖霊感謝祈願祭は、年祭と異なり、命日と関係なくいつでも申し込むことができると共に、家としての申し込みも行えます。

みまつりの願いや在り方、斎行日などは祖霊感謝祈願祭と同様ですが、継続ではなく、ぜひ一度おまつりをさせていただきたいと願う家や個人の御霊また水子の御霊（帰幽から50日を過ぎた御霊）が対象となります。これらの御霊は紫微宮に1カ月間招魂され、みまつりをうけます。

※ 御霊の継続したおまつりを希望する場合は、祖霊合祀か新霊祭祀の申し込みが必要となります。

永代祭祀は、「将来の祖霊祭祀に不安があるとか、あるいは斎主（祖霊のみ祭を行う人）帰幽後、代わるべき次代斎主が見当たらず、祖霊祭祀が断念される」などの事情のある方のためにひらかれたみまつりです。

永代祭祀では、教団が代わって斎主となり、年祭・祖霊感謝祈願祭などを行い、御霊の地上天国建設への参画を祈願します。


「家」（〇〇家先祖代々の御霊）で申し込まれた場合は、紫微宮の「各家先祖代々家族親族之霊位」のご霊璽に合祀され、毎年8月には祖霊感謝祈願祭が行われます。

「柱」（〇〇家の誰かお一人の御霊）については、帰幽直後であれば、紫微宮において、新霊祭祀のみまつりが開始され、五十日合祀祭後、紫微宮に籍をおき、日々懇（ねんご）ろなみまつりがなされます。命日月には、五十年祭までの年祭、また年祭に該当しない年、50年経過後においては、祖霊感謝祈願祭が行われます。

帰幽後50日を過ぎた御霊に対しては、祖霊合祀祭の後、日々のみまつり、年祭または祖霊感謝祈願祭が行われます。