趣意書

趣意書 「光明会館」建設に向けて

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明主様は、ご経綸上、必要不可欠な建設として、神定めの地である箱根強羅に、地上天国のひな型として神仙郷をお造りになりました。そして世界の霊的中心である光明台に「本山を造る」というご構想を示されました。
東方之光は、新しい令和の時代を迎えた本年、心新たに、み教えを通しての学びと明主様と教団、信徒が「心一つに結ばれる」実践をもって「経綸上の浄化」のみ心にお応えし、教団も私ども一人一人も霊性の向上に全力を挙げて取り組んできています。その営みから、私どもは、明主様のご経綸の確かな進展を実感し、このたび、節目の御降誕祭を期して、箱根の建設に込められた明主様のみ心と一つにならせていただく本格的な歩みを開始することを決定しました。
その具体的な内容とは、神仙郷の原型に復する建設、祖霊殿の建設、そして光明会館につながる建設に向かわせていただくことであります。
光明会館につきましては、明主様がその形状や規模など、具体的なご構想をお示しくださっていますが、その実現には、現行の法規制などがあり、今もなお時を要する状況にあります。
しかしながら「本山ができると世界的になる」とのみ教えを求めるほどに、大浄化時代において、人類の命運を左右する光明会館建設の世界的な意味を私ども一人一人の魂に刻み、この建設への不断の努力を積み上げていかなくてはなりません。その具体的な第一歩として、ますます高まるご面会の重要性に鑑みて、明主様からよりみ光をいただくに相応しい、霊体ともに一段も二段も高まったご面会の場を許されるように、仮光明会館の新装に着手することに致しました。
そして、その建設からご構想通りの光明会館建設の道が開かれた暁には、包括法人世界救世教として、東方之光、いづのめ教団はもとより、明主様をメシヤと讃える国内外の多くの方の賛同、参画を得ながらその建設に向かわせていただきます。
また、神仙郷については、国の名勝指定への期待が高まる中にあって、明主様のみ心にかなった地上天国のひな型の姿を求め、明主様が直接造営され、完成された当時の原型に復する建設を進めさせていただきます。
それは、明主様が「神仙の苑を訪ぬる誰も彼も口を揃へて賞めそやすなり」というお歌を詠まれたごとく、神仙郷を訪れる全ての人が、美を楽しみながら、真に生きる力をいただくことができる「世界の宝」へと続く建設であると信じております。
この霊のひな型としての神仙郷の建設は、型と順序のご経綸に基づき、体のひな型である瑞雲郷・平安郷に移写されると共に、霊体のひな型が相まって、世界大へと広がっていくものと確信しております。
祖霊殿の建設については、現在、み祀りを捧げている箱根祖霊舎の老朽化、規模の拡張の必要性に伴い、いよいよ、長年の懸案でありました建設に向かうことに致しました。
明主様は最奥天国の主宰者であり、神幽現三界の救い主であります。その明主様の下で、合祀された全ての御霊様が、地上天国建設に多忙を極めておられる、その霊界の実相に相応しい現界の型としての祖霊殿を建設させていただきたいと願っています。
そして、祖霊様への心からの感謝とさらなる活躍とお導きを願い、祈りを捧げると共に、霊界と現界が垣根を超え一体となって、明主様のご経綸に帰一させていただく拠り所としての祖霊殿の建設を進めてまいります。
また、私たちは、予てから、戦争や異常気象などの災害の犠牲となられた方々は経綸上の特別な使命を担われた御霊様であると信じ、感謝と祈願を捧げてまいりました。今、深刻な様相を呈している世界の現状を見る時に、この御霊様のお祀りはますます必要となっていることを思い、この祭祀の経綸上の意味に相応しい日本、世界に開かれた祖霊殿の建設を進めてまいりたいと思っています。
このように祖霊殿は、信仰の有無や宗教・宗派を超えて、明主様の下で霊籍を高め、救いと建設のご経綸に奉仕することを希望される全ての方の思いにお応えさせていただける建設を進めさせていただきたいと思っています。そして、明主様がお進めになる神幽現一体のご経綸に相応しい祖霊殿の建設を、先達や祖霊の御霊様のお力添えをいただきながら、何としても許されてまいりたいと願っています。
あらためて、私どもは、この機会をいただいたことに心から感謝を申し上げ、教団を挙げて、よりみ心にかなう救いと建設の仕組みをみ教えに求めて、実践の場を広げていくことに奉仕の誠を捧げてまいりたいと思います。
この仕組みの基本は「本教の構想」の実現であり「高度の文化事業」のご経綸にかなうことは、申すまでもございません。
そして、その仕組みの根幹は、根本経綸としての浄霊・浄化療法の実践であることは、言うまでもありません。具体的には、こういう時代であればこそ、明主様のみ心は「療法士が沢山要る」との一言に込められていると信じ、今こそ「私というもの」を中心にした仕組みを極めていきたいと決意を新たにしております。
今一つ、救いと建設の仕組みの要は、療院・分院体制の拡充であります。この充実が、心身ともに健康なまちづくり、病なき世界の建設に直結していくことは、根本経綸と同じく論を俟たない救いと建設に向かう大切な要であります。
このように、根本経綸たる浄霊・浄化療法と療院・分院体制を中心にした救いと建設の仕組みを皆さまと共に進めてまいりたいと決意致しております。

令和元年12月23日

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